使い続けていた有線キーボードで、キータッチがキコキコと擦れるような感触になり、文章を入力し難くなったため、この際マウスも併せて無線化を考えてみました。

新調に当たり、Bluetooth対応、テンキーあり、充電式、パンタグラフ式、軽量の5点を条件として探すと、サンワサプライのSKB-BT22BKという製品がマッチしました。

チャタリング発生

早速購入して使い出した直後にチャタリング(キーが押されたままの状態)が発生し、それが運悪くメールの受信トレイで[Shift]+[Delete]キーを押している時にそれが発生したため、必要なメールが大量に削除されるという痛い経験をしました。
ネットのレビューで見た[表示までの待ち時間]を長くする方法は、現象が発生したりしなかったりで、問題解決とはなりませんでした。
私は休止状態を多用するのですが、PCを休止状態にする前に本製品の電源を切り、PCを復帰する場合はPCの復帰後に本製品の電源を入れることを習慣づけると、チャタリングはほとんど発生しなくなりました。

キー操作の癖が強い

他にも残念な仕様として、[Ctrl]+[Shift]+[Fn]+[Home](左矢印キー併記のHome)キーでカーソル位置から先頭までの複数行全選択ができません。
ただし、以下の手順で代替することはできます。
  1. 先に[Fn]をキーダウンしたままにする。
  2. 次に[Ctrl]+[Shift]をキーダウンしたままにする。
  3. [Fn]だけをキーアップする。
  4. [Home]をキーダウンする。
  5. 先頭まで全選択が済んだところで、再度[Fn]キーを一回押す。
と、このように相当なややこしさです。
あまりにも面倒なので、マウスに持ち替えて選択する方法を取るようになってしまいましたが、やはり行数が多いとこれまたしんどいですね。

省電力の癖が強い

電池の持ちに関しては嬉しいのは、ほんの数分入力をしないでいると、すぐに省電力モードになることです。
省電力モードからの復帰は割と早いですが、ただそれでもキーの打ち始めと画面描画にわずかのタイムラグがありますので、ややストレスに感じる時もあります。

テンキーが使えなくなる

省電力モードからの復帰のタイミングで、[NumLk]のインジケータランプが消灯しており、右サイドのテンキーが使えなくなります。
もう一度[NumLk]キーを押せば元に戻りますが、消灯に気づかずにテンキーを使うと、カーソルがあらぬ位置に行ってしまい、びっくりする経験を何度かしました。