これまでのプリンター複合機の代替機種として浮上したBrother MFC-J730DNですが、通信回線を切り替えた段階では、まだ発売前でしたので、念のためBrotherの窓口にホームプラス電話回線で使用できるか問い合わせてみました。
そうしたとところ、問題ないとの回答を得ましたので、発売当日にAmazonで発注しました。
これまで馴染んだCanonの複合機に別れを告げ、本機を開梱して設置と設定のお引越しです。

以前に本機は無線対応で設置場所を選ばないと書きましたが、今回の通信環境変更で、ホームプラス電話のアダプタも無線のため、以前はスパゲッティ状態だったケーブルも、ほぼ無くなってスッキリしました。
設定も前面のタッチパネルで対話式にできるようになっていて楽チンです。取扱説明書を見ながら、番号キーを何度も押したり押し間違ったりしながら設定した頃とは隔世の感があります。

PCファックス機能が曲者

受信したファックスを自動でPDF化してPC内に取り込んでくれ、これは良いなと思ったのもつかの間、数日すると、プリンターをネットワーク上で認識しないとのエラーメッセージがPCに出ました。
複数のPCから本機にPINGを打っても応答なし。こうなると、本機の電源を切って再投入するしか機能回復しません。
Brotherの窓口によると、ルータのDHCPサーバーから本機にIPアドレスを割り当てさせて、本機側でそのIPアドレスを固定する方法を試してくれとの由。
そのように設定して数日後、またも認識しません。現在も問題は解決していません。
弊社では固定的にIPアドレスを割り当てている機器を複数使用していますが、このようなトラブルに遭遇したことはなく、原因はBrotherに独特な問題ではないかと見ています。
とりあえず、ルータ側でDHCPリースを本機に固定するよう手動設定して、本機のIPアドレス取得方法をAutoに変更しました。
PC側もIPアドレスを固定的にするようにして様子を見ていますが、さてどうなることやら。