ここ数週間、ハードディスクのトラブルでパソコンが起動しなかったり、データの読み込みが異常に遅くなったり、突然シャットダウンしたりという現象に見舞われるお客様からのヘルプコールが続きました。伺ってみると、トラブっているハードディスクがいずれも東芝製でした。まぁ偶々なんでしょうけれども。

Crystal Disk Infoで状況を見てみると、異常または注意と表示され、どれも代替処理済みセクタ数生の値が伸びているのが見て取れます。
購入後4年程度とのことなので、そろそろヘタってきているのではと、まだ何とかエクスプローラで表示できている今のうちにバックアップと、新品への交換をお勧めしてみました。
ただディスク容量が大規模になってきているので、新品に交換するにしてもデータの移行に長い時間がかかるのが辛いところです。特にセクタ異常があるようなディスクではリードにものすごく時間かかりますし、無理に読み込ませようとすると、ヘッドやプラッタの状態によっては状況をより悪化させることがあります。そうなるとリカバリの専門業者に依頼する他ないです。