お客様から固定IPアドレスを割り当てたパソコンが、ある日の停電後から無線ネットワークに接続できなくなったとの連絡があり、早速伺ってみました。
SSIDとキーは間違っておらず、認証まではされるのですが、認識されていないネットワークとのステータスが表示されています。

当該のパソコンのIPアドレスを、DHCPサーバーからの割り当てに切り替えるとすんなり接続され、印刷も問題なくできることを確認しましたので、パソコンのネットワークアダプタ側の問題ではなさそうで、無線親機側に問題がありそうだと判断しました。
そこで無線親機の現物を確認したところ、Buffaloの無線ルータをブリッジとしてお使いでした。
背面のルータ切替スイッチはAUTOになっていましたので、この機械の上流にルータがあれば、自動でブリッジになる筈です。
ところが、DHCPクライアントは接続できるのに、固定IPアドレスのクライアントは受け付けてくれません。
そこで、無線親機の電源を一旦切り、ルータ切替スイッチをOFFとしてブリッジモードで電源を入れ直してみたところ、問題のパソコンが繋がりました。
念の為、エアステーション設定ツールで、この無線親機を室内ネットワーク体系に合わせたIPアドレスに固定化して、作業完了です。