2018年の4月中旬ごろより、弊社のお客様のWindows 7のパソコンでログイン直後に画面が固まって、キーボードもマウスも受け付けないというトラブルに遭っているとのご相談を頂戴しました。
お話を伺うと、Windows Updateを行って再起動したらこの現象になってしまったとのこと。

セーフモードでは起動しましたので、システムの回復を使って直前のWindows Updateのひとつ前の回復ポイントに戻す作業をしてみました。
そうしたところ、固まる現象は解消しましたが、このままでは次のWindows Updateの機会にまた同じことになってしまうので、手動でインストールする設定に変更して退出しました。
それからまた数日後、また別のパソコンで同様現象になっているとのご連絡を頂き伺ってみると、今度はシステムの回復が無効になっており、上記の解決法が取れませんでした。
セーフモードで起動して、直近にインストールされたアップデートプログラムのアンインストールと再起動をしてみましたが、ゾンビのように復活してしまい画面が固まります。
ネットで調べると根気よくアンインストールすると良いとのことで、作業を何度か繰り返してみましたが、好転しませんでした。
すると、バッチファイルを組んで、コマンドラインからアンイントールを立て続けに20回行うと良いとの記述を発見し、早速実施してみたところ、首尾良く当該プログラムがアンインストールされました。
これで治っただろうと勇んで再起動すると、またも固まります。
再びセーフモードで起動して、確認すると別のアップデートプログラムがインストールされています。
どうやら一つのゾンビを倒すと、また別のゾンビが出てくるということのようで、結局ゾンビ退治をこのあと5回繰り返してやっと現象が停止しました。
Windows Updateはリアルタイムでやると痛い目に合うので、不謹慎ながら人柱の情報をネットでよく確認してからの方が安心ですね。