Windows11の初期セットアップは、インターネット接続の上、Microsoftアカウントでのサインインを強制されてしまうのですが、どうしてもローカルアカウントで設定したいということで、裏技的に途中までインターネット接続しておき、Microsoftアカウントのサインイン画面が出たところでLANケーブルを抜くと、ローカルアカウントでのセットアップができるようになります。
今回仕事で携わったノートパソコンにはLANポートがない無線接続専用機で、しかもキーボードに機内モード切替のキーがないというものだったので、前述のような裏技が使えませんでした。

思いついた方法はこれ

一旦、無線接続設定をしてしまうと、ローカルアカウントでセットアップのために無線親機の稼働を止めなければならず、業務中の他の端末に影響がありこの方法はとれません。
そこでどうしたものかとしばらく考え込んで思いついた方法は、スマートフォンを利用する方法でした。
手順は大略次の通りです。
  1. スマートフォン側でテザリング機能をオンにして、子機の接続を待ちます。
  2. ノートパソコンのセットアップを開始し、スマートフォンのSSIDに接続設定します。
  3. Microsoftアカウントのサインイン画面が表示されたところで、スマートフォンのテザリング機能をオフにします。
  4. サインイン画面から一画面戻って、ローカルアカウントのセットアップを始めます。